【新唐人2016年7月20日】
15日、世界遺産委員会で、中国広西チワン族自治区の左江(さえ)花山の岩画が文化的景観の世界文化遺産への登録が決定しました。
「花山岩画(かさんがんが)」は、広西省の崇左(すいさ)市に位置し、左江と支流の両岸の断崖絶壁の上に分布しています。今まで、2000年から2500年の歴史があります。
考証によると、岩画は戦国から後漢のチワン族の祖先である、駱越(らくえつ)人が残した遺跡で、当時の祭祀のシーンが記録されています。
今回38か所の岩画が選ばれ、人物、動物と器物などの4千余りの画が含まれています。中でも最大のものは、人像で3メートルを超え、最小のものは、2,3センチしかありません。
先人たちはどのように高さを克服し、絶壁の上で絵を描いたのか、また、絵画の鉄鉱の顔料がどのように作られたのかは、今なお謎です。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/16/a1276464.html (中国語)
(翻訳/小松 ナレーター/淳萌 映像編集/尹)